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ビジネスライフはマネーゲーム?

ビジネスマンの人生で、将来大きな成果、たとえば社会的地位や名声や富やプライドを得るには、色々な局面で、どう判断し行動するかが重要になってきます。人生をマネーゲームに例えるのは、不適切化もしれませんが、自分の資産を投資して増やしていくという点においては、いい得て妙な気がします。

ビジネスマン人生の始まり、20代の頃は誰もがビジネス資産を持っているわけではありません。あえて言うなら、学生時代に学んだ専門知識とこれからの時間だけです。学生時代の専門知識も、関係が無い業種・業務に就いてしまえば皆無ですし、そもそもビジネスの実戦で使えるレベルの専門知識であるかも怪しいものです。これが実態です。ですから20代のビジネス資産は、これから時間資産だけと言えるでしょう。20代の時間資産をどこ/何に投資して、次のビジネス資産を増やしていけばいいのでしょうか。

時間資本を「よい学びを得られる学習」「よい経験が得られる活動」に投資することで、スキルアップしたり、経験からの学びを得たりして、自分の仕事の成果の質をあげることに繋がります。成果の質が向上すると、それは顧客や上司からの信頼に繋がります。他社からの信用が人的資本です。

ちなみに、時間資産の時間とは、自分のプライベートな時間を指します。業務内の時間は、業務を遂行するために顧客や会社と契約した時間ですので顧客や会社のモノなのです。、その時間は業務に充てるのが当然です。投資と言う言葉からも、自分のモノ(時間)をどう使って成果をえるかなのです。


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人的資本が増加してくると、“あの人に仕事を依頼したい”とか“あの人と、また一緒に仕事がしたい”というような社会的評判や信用そしてネットワーク(人脈)という社会資本になっていきます。

ネットワーク(人脈)は、異業種交流会で名刺を配ってもできるものではありません。その人の持つ人的資産や社会資産がエビデンスとなって、ネットワーク(人脈)を構築できるのです。

そして社会的地位や富というのが金融資産です。金融資産を増やすという事は、「重要な仕事」や「大型プロジェクト」で付加価値の高い役割を担って成果させた結果に得られる対価や成果を積み上げることです。そしてそれらの仕事を得られるのに重要な点は、個々のスキルや経験等の人的資産ではなく、第三者からの信用や評判である社会資本が、顧客の心を動かし、選定されるのです。


20代に限らず、今の自分が持っているビジネス資産は何かを考えて、もし資産と呼べるものが足りないのであれば、時間資産は誰にでもある資産ですので、時間資産を使うところから始めましょう

 
 
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