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企業内文化が企業の成長に影響

企業の成長に影響を及ぼす要因には、「リーダのスタイル」と「企業内文化」がある言われています。この二つの要因は、どんなもので、企業の成長とどのような関係にあるのでしょう。

まずは、「リーダのスタイル」です。“部下の意見を聞き、叱責するでも命令するでもなく、協力的な態度を取るリーダ“と” 手順やルールを重視し、明確な基準を部下に押しつけることで管理しようとすリーダ“があります。前者のスタイルは、社員が自由に考え、挑戦できる環境を作り成長の機会を与えるが、後者のスタイルは、業務は整うが、柔軟性や創造性は損なわれるのです。


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企業の成果を決めるのは、リーダ自身ではなく、リーダによって育てられた企業内文化である。企業内文化には、「競争文化」・「革新文化」・「官僚文化」・「共同体文化」の4つがあります。それぞれ、どのような特徴があるのでしょう。

➢ 「競争文化」          成果主義や数値目標の達成を最重視する価値観である。

➢  「革新文化」          新しい挑戦や変化への対応を重んじる風土である。

➢  「官僚文化」          規則や秩序などを重視する価値観である。

➢ 「共同体文化」      連帯感や結束などを重視する文化である。

 

4つの文化の内、業績に強く影響する文化が、「競争文化」と「革新文化」であると言われています。「官僚文化」と「共同体文化」は、秩序や仲間意識を重視する文化で、安定はもたらすが、業績の押し上げにはつながりにくいようです。

 

振り返って自分自身はどのタイプであり、どの文化を作ってきたのだろうと考えてしまいます。「社員に知恵を絞って解決方法をか考えろ」、「0から1の発想をしろ」とか、はたまた「頭からできないと思わず、ユニークは発想を」などを強く言っている自覚はあります。社員の柔軟な発想や社員自身で決めた行動を期待しつつも、業績目標達成は経営層の必達目標ですので、厳しい口調にならざる負えません。柔軟な発想やユニークな発想のようなスキルは座学では身につかないソフトスキルです。社員個々がそれぞれ違く経験をしその中で自然の身に就くスキルですので、正解はありませんが、私の経験を聞かせて、まずは同じような行動をさせ、そこから独自の経験を積んで欲しいと考えています。

上述したような企業文化を作っていくために、自分自身が柔軟にかつ、ユニークな発想で取り組んでいきたいと、強く誓った次第です。

 
 
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