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めざすものは、「成果目標」か、「結果目標」か

我々企業が事業で目指すものは、「成果目標」なのか「結果目標」なのか、どちらでしょう?ここでいう成果とは、企業がお客様に提供する製品でありサービスです。そして結果とは、業績(売上や利益)です。

皆さんは、どちらだと考えますか? 確かに、結果(数字)が無ければ皆さんに給与を支払うこともできませんし、会社を運営することもできませんので、「結果目標」を目指さなければなりません。しかし、その「結果目標」を達成するためには、どうしなくてはいけないのでしょう。お客様が求めているものは、企業の業績ではなく、製品でありサービスなのですから成果の品質や機能を向上させ提供することです。つまり我々企業が目指すものは「成果目標」なのです。「成果目標」を達成した結果として数字(結果目標)が現れるのです。『成果』と『結果』には因果関係があるのです。

では、当社のようなシステム開発を主としている会社の「成果目標」とはどのように設定すればいいのでしょうか。我々がお客様に提供できるものは技術力(受託開発の場合は成果物となるが、それも技術あってのものであるので含む)のみです。お客様が満足する技術力とは次のように考えます。

①   市場のトレンドになる新しい技術(製品活用含む)

②   業界業務の深い知識/経験値

③   高い生産性/幅広い言語~DB/NWスキル&知識

④   技術者としてのヒューマンスキル

これらの技術力を磨くことが我々の「成果目標」を達成するエンジンとなるのです。そして「成果目標」とは、我々の技術力をどのようなお客様/分野へ提供していこう(いきたい)と強く思う事です。そこには、社会情勢や市場トレンドや業界研究など経営企画・営業の戦略立案力が問われます。常にアンテナを張って色々な情報に敏感でなくてはなりません。非常に高いレイヤーの話ではありますが、我々が目指すべき姿だと強く思っています。我々の武器である技術力をアップグレードし、武器の種類を増やしていきましょう。(竹槍で戦うことは出来ないのですから)

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